【給料先取りは貯蓄の王道】月5,000円の持株会積立が64万円になった話

お金の知識

貯蓄がなかなかできないな
何かいい方法はないかな

こんな人に向けて「持株会という方法もあるかもよ」ということをご紹介する記事です。

この記事では、持株会に8年以上加入している私が、持株会のメリット/デメリットとデメリットを抑えるために実際にどのように持株会を活用しているかについてご紹介しています

もしあなたが働いている会社に持株会制度があるならば、利用しないのはもったいないかもしれませんよ。

持株会のメリット:給料先取り貯蓄

以前、以下のような記事を書きました。

合わせて読みたい

奨励金は見逃せない!持株会があるなら知っておきたい活用術と運用方法

上記記事では、持株会のメリットとして

  • 奨励金
  • 少額から給料先取り貯蓄できる
  • ドルコスト平均法で時間分散できる

とご紹介しました。

特に「奨励金っていいよね」という視点の記事でしたが、
最近は「給料先取り」という部分もかなりいいな~と実感しています。

人間の欲望は限りないもので、給料として与えられたらきっちり使ってしまうものです。

逆に少なきゃ少ないで何とかするものだと思います。

例えば、「月10万円で暮らせ」と言われたら、

  • 2万円くらいの物件に引っ越す(職場から遠い駅や古い物件も選択肢に)
  • 保険は解約
  • スマホはiphoneは買わず、格安SIMを選択(楽天モバイルで0円も選択肢に)
  • なるべく自炊・お弁当持参で外食しない
  • 光熱費はなるべく安い会社を選択する

みたいな行動をみんな検討すると思います。

最悪、山奥で1.7万円で暮らしているニートがいるくらいですから、方法はいくらでもあるはず。

でも、「月50万円で暮らせ」と言われたらわざわざ上記のような行動はしない人が多いでしょう。

みんな「暮らしが苦しい」と言いながら、なんとかなっているのは、給料を使い切るように生活を設計しているからです。

そこで、給料天引きで手取りとしてカウントしないようにしておいて、”気づかぬうちに貯まっている”という状態を作るというのは実はかなり合理的な方法だと思います。

別口座に自動的に移送する形で給料天引きを実践してもいいですが、もしあなたの会社に持株会制度があるなら奨励金も合わせてもらえる持株会はやってみる価値があるかもしれません。

持株会のデメリット:ドルコスト平均法は万能じゃない

私の場合は5000円を約2年間積み立てて36万円ほどの積立が、たまたまコロナ後の株価の上昇に合わせて64万円になりました

ドルコスト平均法で安い時期に買い進められたのがいい結果になりましたが、ドルコスト平均法は決して万能ではありません。

もともとドルコスト平均法は、増減を繰り返しながら長期的には価値が上がるものに向いています

ETFやインデックス投資のように10年以上の長期ではプラスになる可能性が高いものに向いている投資法ということです。

逆に、持株会のような個別株では長期的な価値がプラスになるかわからないので、ドルコスト平均法が向いているわけではありません

持株会の一番のデメリットである「共倒れリスク」が起きると給料もなくなり株もゼロになってしまいます。

そこで、オススメなのが単位株になったら自分の証券口座に移管(一部解約)しておいて株価が上がったら積極的に売り抜ける方法です

リスク許容度に応じて無理のない範囲で行うのは持株会も投資も同じですね。

リスクを考慮して無理のない範囲で持株会をご検討ください!

定年までひたすら持株会を積み立てるのはオススメしませんよ!

ではでは。

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