WealthNavi(ウェルスナビ)は素晴らしいサービスだけど使わなくていい!【楽すると余分にお金がかかる】

雑記

WealthNavi(ウェルスナビ)というサービスをご存じですか?

ウェルスナビはスマホ一つで投資の手間がほとんどなく資産運用できるサービスです。

ウェルスナビ自体は素晴らしいサービスですが、多くの投資家にとっては不要のサービスだという理由をまとめます。

結論としては、投資アレルギーで「投資の勉強なんてしたくない!」という人にオススメの商品ですが、投資ブログを読む人には無価値だと思いました。

ウェルスナビ(WealthNavi)の概要

WealthNavi(ウェルスナビ)は、富裕層・機関投資家が使う金融アルゴリズムを提供するロボアドバイザーです。

ロボアドバイザー×国際分散投資で、全自動で世界水準の資産運用を実現します。

『2016RISING EXPOグランプリ』を受賞!

まずは無料診断から【あなた】に合った資産運用をご提供させて頂きます。

ユーザーは手軽に自動で資産運用できます。

引用元:公式ホームページ

ざっくり言うと勝手に長期分散で資産運用してくれるサービスですね。

NISAにも対応していてなかなかいいサービスになっています。

「無料診断」だけでもやってみるといい!

公式ホームページの右上にある「無料診断」をやってみました。

正直、悪くないと思います。

というか結構いい感じだなと思いました。

自分のリスク許容度を診断してくれて勝手に運用してくれるのは嬉しいところ。

私の場合はリスク許容度5で

  • 米国株(VTI):アメリカ全体に分散投資できる商品
  • 日欧株(EVA):アメリカ除く先進国に分散投資できる商品
  • 新興国株(VWO):新興国に分散投資できる商品

がメインで構成されていました。

これなら、10年以上の長期で運用すれば、世界の成長に合わせてプラスになる確率が高いでしょう。

大手証券会社に相談に行っても絶対に紹介してくれないであろう優良な商品を構成してくれています!

ウェルスナビのデメリット

ウェルスナビは最初にリスク許容度診断するだけで、勝手に自動積立・長期分散投資してくれる優れたサービスですが、手数料率1%かかります

資産運用の世界では1%の手数料は少し高めです。

もちろん、購入で2%取られ、運用で3%の手数料が取られるようなゴミ商品と比べたら全然マシですが、先ほどの米国株(VTI)を直接買えば信託報酬はたったの0.04%です。

この手数料の違いをどう考えるかですが、私の考えは自分自身で直接ETFを購入して、自分自身でリバランスを行った方がよいと思います。

なぜならば、株式市場の期待成長率は年4%~6%と言われているので、その中の1%を取られてしまうのはかなり痛いからです。

例えば、毎月5万円ずつ20年積み立てたシミュレーションでは

  • 5%だと20,551,683円
  • 4%だと18,338,731円

という結果になりました。約220万円の差をあなたはどう感じますか?

楽すると手数料を取られる

世の中のビジネスは「勉強しない人」や「人に任せて楽したい人」からお金を取るようにできています。

例えば、リボ払いはお金の勉強しない人からお金を巻き上げる仕組みですし、家事代行は家事を人に任せて楽したい人が利用しますよね。

そんな世の中のビジネスの中で、ウェルスナビはかなり優良なサービスを提供してると思います。

銀行の窓口で紹介される商品の100倍マシでしょう。

強いてウェルスナビに向いている人を挙げるとすれば

  • 自分の人生に1ミリも投資について考える時間を取りたくない人
  • 投資アレルギーで投資のことを考えると体が拒否反応を示す人
  • 手数料に負担を感じないくらいお金に余裕のある人

といったところでしょうか。

偶然にしても投資ブログを訪れているあなたには無用なものだと思います。断言します。

私が前澤社長くらいお金に余裕があったらウェルスナビを利用するかな(笑)

結論、ウェルスナビは良いサービスだがあなたには不要!

繰り返しますが、ウェルスナビは投資ブログを訪れるようなあなたには不要なサービスです。

公式ホームページ「無料診断」をやってみるくらいで十分です。

そして、ウェルスナビに限らず、“楽して勉強しないとお金を余分に取られる”と覚えておきましょう!

家事代行のように自分で選んでお金で楽を買っているならいいですが、リボ払いのように不勉強なためにお金を取られることには注意しましょうね。

ではでは。

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