インベスターZを読み返していて「資産運用」と「投資」の違いについて納得できる説明があったのでご紹介します。
投資初心者の方のご参考になれば幸いです。
「資産運用」と「投資」の違い
- 「資産運用」とは、長期の計画に基づき国債や様々な金融商品を組み合わせ、リスクを分散させて資産を減らさないようにやりくりするもの。金融機関や年金機構など大きな機関投資家が行う仕事
- 「投資」とは、どんな局面でも絶対にリターンを追求するもの。ヘッジファンドの仕事
上記を意識できてる人はどれほどいるでしょうか?
個人的には、
- 「資産運用」はインデックス自動積立投資
- 「投資」は個別株投資やアクティブ投資
をイメージするとしっくりきました。
個人投資家に向いているのは?
では、個人投資家に向いているのは「資産有用」と「投資」のどちらでしょうか?
答えは、「資産運用」です。
それは個人投資家ならではの強み/戦い方が活かせるのは圧倒的に「資産運用」だからです。
個人投資家の強み/戦い方
個人投資家の強み/戦い方とは
- キャッシュポジションが許される
- 超長期の投資が可能
になります。
キャッシュポジションとは、投資資金の中で投資に回していない資金のことです。
例えば、株式に100%投資をした場合は、キャッシュポジションは0でフル投資になります。
株式に50%投資し、50%を現金で保有する場合は、キャッシュポジション50%になります。
このキャッシュポジションを持っておくことで、株式市場が大暴落したときに
資金があればもっと買えたのに・・・
ということがなくなります。
投資のチャンスを逃がさないために、キャッシュポジションを高めておくことは重要です。
投資家の中には「単に資金を寝かせておくよりは、何らかの株で運用して配当金を得るほうが得」と考える人もいるでしょう。しかし買い付け余力がなくなってしまうと、大暴落が起こって千載一遇の買いチャンスが来たときに、すぐに買いを入れることができません。
投資の神様バフェットですら一定額をキャッシュポジションで残していますからね!
また、プロと違って短期で利益を出す必要がないことも個人投資家の強みです。
個人投資家なら15年後の将来で資産がプラスになっていればOKと言うように超長期的な投資が可能ですからね。利益目標のあるプロだとこうはいきません。
「投資」の方が断然面白い
とはいえ「資産運用」だけだと淡々と積み上げるだけなので面白味に欠けます。
インベスターZでも「投資の方が面白いから俺たちは投資する」と部長が言っていました。
そこで個人的には、個人投資家のメリットを受け入れつつ個別株にも挑戦することをオススメします。
個別株と言っても、AmazonやMicrosoftやP&Gなどのアメリカの超有名企業に投資することから始めればよいと思います。
ベースはインデックス積立投資で淡々と積み上げて、スポットで個別株を買っていく方法は「資産運用」の確実性と「投資」の面白さのいいとこ取りでオススメです。
まとめ
インベスターZを題材に「資産運用」と「投資」の違いについてまとめました。
インベスターZはお金や投資について楽しく学べるのでオススメの漫画です。
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解約も簡単なので読んでない方は一度読んでみることをオススメします!
ではでは。
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