結婚って幸せなの?
それともツライものなの?
という議論がありますが、投資家の観点で結婚についてまとめます。
結論としては、
- 結婚が幸せかツライかは主観的な意見だから一概に言えないよね
- 結婚は金融契約に過ぎないけど、家族ってよくできた集合体だよね
になります。
結婚はいつからあるのか?
子供の頃から当たり前のように“結婚”という概念が存在しますが、そもそも結婚って歴史的にいつからできたのかご存じでしょうか?
気になったので確認してみたら古代(紀元前700年ごろ)から”通い婚”という形で存在していたようです。
通い婚
古代では、恋愛はきわめておおらかで、結婚とのさかい目は明確ではなく、男女の関係は対等でした。
平安時代には、「源氏物語」に描かれているように、夫が妻の実家に会いに行く通い婚を経て、同居するのが一般的でした。しかし、通い婚は妻にとってはなかなか辛いもの。妻はひたすら待つだけで、夫が訪ねてこなくなれば、即離婚。夫が愛人をつくっても、どうすることもできませんでした。
引用元:結婚の歴史
現在の結婚の形とはずいぶん違いますね~
当時は浮気という概念すらなかったのですね
結婚とは法律である
そして明治時代以降は“結婚”という概念は「法律」になりました。
もっと言うと、結婚の本質は「金融契約」になりました。ぶっちゃけお金の話です。
愛が無くても結婚できちゃいますからね。
愛の契約というより金融契約というのが法的な事実というのは覚えておいた方がいいです。
もちろん、実際に結婚相手を金銭リターンだけで選ぶことはないでしょうが。
「結婚は幸せか?ツライのか?」は主観的な意見になるので一概に言えませんが、事実として結婚は金融契約なので、ツライとされることの大部分は金融契約の内容が悪かったんじゃないかな、というのが個人的な結論です。
また別の視点で、日本人が浮気を嫌う理由は「愛が無いことの証明だから」という感情的な部分もありますが、「金銭的リターンを他人に取られてしまうから」という理論的な理由も大きいのではないでしょうか。
家族という集合体だから頑張れることもある
結婚は法律に過ぎませんが家族ってよくできた集合体だな~と思います。
「家族とは他人の集合体である」
という意見がありますが、それは事実だと思います。
ただ、一人だったらサボってしまうことも家族を背負ってるから頑張れることもあるというのもまた事実かなと思います。
例えば、あなたが日本の総理大臣だったら日本国民すべての生活を背負うわけですがサボってる時間はないと思いませんか?
このへんは「人間が感情の生き物である」というのが大きいのかな。
結論、背負えるものはどんどん背負ってしまった方がよいというのが個人的な意見です。
“法律としての結婚”を考えた人は、その辺の人間の心理も理解しためちゃくちゃ優秀な人だったのでしょうね。
そして、結婚はドラクエでパーティを組んだ時のように不得意を補いあうことができます。
特に子育ては大変/重労働ですが、家族というパーティを組んでいるから乗り越えられている部分は大きいです。
とはいえ、各自がある程度自立していることが前提になりますが。
結婚とドラクエは共通部分も多そうですね!
結婚は夫婦で何かを作ることに向いている
ぶっちゃけ結婚は金融契約に過ぎないわけですが、その特性として夫婦で何かを作ることに向いています。
特に子供を含めて夫婦二人でしか作れないオリジナルなものを作るのに向いていますね。
その辺は会社の合併と似ています。
会社も得意領域を組み合わせて新しい価値を生み出すのが合併の成功パターンですよね。
両学長も以前、結婚と企業の共通点をまとめられていました。(悲しい部分の共通点ですが)
まとめ
結婚について投資家の観点でまとめました。
事実と意見を分けて考えることが大切ですが、
- 「結婚は金融契約である」というのは法律的な事実である
- 「結婚が幸せかツライか」は個人的な意見である
ということはしっかり覚えておいた方がいいですね。
ではでは。
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