投資歴7年のゆうさんです。
サラリーマン投資家が実践を通して実感した事実をご紹介します。
結論からいうと、投資初期ではどれくらい効率よく増やせるか(運用力)よりいくら投資に回せるか(入金力)の方が大切です。
今回は投資初心者やこれから投資を始めようと考えている人に向けて
- 入金力の大切さ
- 入金力の高め方
をご紹介します。
入金力こそ投資リターンに重要
投資の公式はシンプルで
「投資リターン=入金額×運用利回り」
になります。
例えば、以下のAさんとBさんがいたら
- Aさん:100万円入金して20%で運用して120万円にした
- Bさん:1000万円入金して5%で運用して1050万円にした
ものすごく勉強して(あるいはリスクを取って)運用利回り20%を実現したAさんより、ほったらかしで運用して利回り5%で運用したBさんの方が投資リターンが大きいです。
なぜBさんがほったらかし運用と言えるかというと、全世界分散インデックス投資で長期投資した場合に運用利回り5〜7%は実現できるラインだからです。
それに対してAさんは株式市場全体の成長よりリスクを取って20%のリターンをあげましたがBさんには遠く及びません。
つまり、投資初期段階では入金額を増やすことは非常に重要ということです。
Aさんも20%のリターンを上げ続けることで数十年後にBさんに追いつくことは可能ですが、投資の勉強や企業分析が必須であり、リスクを取り続ける必要があります。
特に日々の仕事で時間が取りにくいサラリーマンにとって投資に時間を取り続けることは大変ですよね。
そのため、リスクを抑えつつ投資の時間からも解放されるにはできるだけ入金力を上げて投資に回すことが大切です。
入金力の高め方
入金力の公式はシンプルで
「入金可能額=収入ー支出」
になります。
そのため、「収入を増やすか」、「支出を抑えるか」しか方法はありません。
収入を上げるための王道としては「副業を始める」、「転職する」、「昇級する」などがありますよね。
どれも簡単ではありませんが、模索していくことが大切だと思います。
邪道として、玉の輿に乗るとかもありますね(笑)
支出を抑えるための王道は「固定費を抑える」ことです。
具体的には、「家賃を抑える」、「保険費用を見直す」、「格安SIMに乗り換える」などがあります。
支出を抑える方が比較的簡単で効果が見えやすいですね!
お金持ちほど格安SIMを使っているというデータもあるそうで、まずは蛇口を締めることが重要になります。
ちなみにですが、最近のAndroidスマホはiPhoneに劣らない使い勝手になってきました。
iPhoneは素晴らしい端末だと思いますが、格安Androidスマホなら3万円を切る価格になってきたし、あえてiPhoneを選択する理由は薄くなってきたかな~
小さく始めつつ、入金力を増やすことが大切
じゃあ、投資は稼ぐまで始めない方がいいの?
というと個人的には小さく投資を始めるべきだと思います。
なぜならば、いきなり大金で運用しだすと価格の上下に一喜一憂してしまうからです。
投資初期段階では投資に時間を取り過ぎる必要はないということだけ覚えておいて、初期段階では入金力を上げることに集中しましょう!
まとめ
投資の初期段階では入金力が大切という話でした。
投資を始めると他人の運用成績が気になりますが、運用利回りを他人と見比べるより入金力を上げることに注力しましょう!
初期段階では、全世界分散のインデックスファンドやアメリカ分散のインデックスファンドにコツコツ自動で積み立てるだけで十分です。
(というか最後までコツコツ積立で十分なくらいです)
少子高齢化で経済が縮小する日本で生き残るために投資は重要なので、まずは小さく始めましょう!
ではでは。
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