トラリピでセミリタイアされた鈴さんという方がいらっしゃいます。
以下がブログです。
奇遇にも同じ1986年生まれの方のようです。
セミリタイアは私も目指したいところなので単純に羨ましいですが、トラリピ自体でセミリタイアされたというよりトラリピを紹介した広告報酬(アフィリエイト)で月1000万稼いでいるようですね。
私の目標としている4000万円ローン返済が4カ月で達成できるなんてすごい人がいるもんです。
インターネットって、こういう人が可視化されるのが面白いですね。
トラリピならリスクとリターンを自分で設定可能
鈴さんは2000万円を運用して年間240万円のリターンを得ているそうです。
年利12%になりますので、アメリカの高配当ETFであるVYM(年利4%ほど)と比べてもすごい利率です。
ほったらかしで月20万円入ってくるなんて夢のある話ですよね。
そんな鈴さんのトラリピ戦略はハーフ&ハーフとのことでした。
歴史的に高値圏では売りから入るトラリピを仕掛け、歴史的に安値圏では買いから入るトラリピを設定されています。
例えば、USD/JPYなら
- 75.10円~105.00円で買いトラリピ
- 105.10円~135.00円で売りトラリピ
といった具合です。
ハーフ&ハーフは理論も立っていて、利に叶っている戦略だと思います。
実際に、2016年6月のブレグジット、2016年11月の米大統領選挙、 2020年3月のコロナショックなどで相場が荒れたときにもロスカットされずに大きな利益が得られているそうです。
私も同じ戦略を取ろうかと考えましたが、財政破綻論者にとっては売りトラリピはどうしてもハードルが高いな~と感じました。
というのも、もし財政破綻が現実になれば少なくとも1ドル=300円は超えると思っているので、怖くて円売りから入るトラリピができないからです。
1970年代の日本が1ドル=300円だったことを考えると、私が生きているうちに歴史的な転換点が来てもおかしくないかな~と思うのです。
投資の世界でのリスクとリターンは表裏一体ですが、年利12%という数字は「歴史的な転換点が来ないことに賭けている結果」ということですね。
ハーフ&ハーフは確かに歴史的な転換が来るまでは問題ない戦略だと思うのですが、歴史的な転換点が来たときが怖くて私にはマネできない戦略でした。
AUD/USDのハーフ&ハーフだけマネする
鈴さんの戦略はここ20年位で見れば利に叶った戦略だと思うのですが、ジャパンショックを危惧している私にとっては真似できない戦略でした。
ただ、今の私の設定は年利4%程でトラリピの良さを生かし切れていないので、円が関係ない部分でAUD/JPYだけマネしてみようと思います。
言わばジャパンショックが怖い人向けの手動トラリピ三すくみです(笑)
具体的な設定は検討中ですが、
- 50.10円~80.00円買いトラリピ
- 80.10円~110.00円売りトラリピ
というハーフ&ハーフの部分をマネしながら
- 米ドル/円 → 買いトラリピ
- 豪ドル/円 → 買いトラリピ
- 豪ドル/米ドル → ハーフ&ハーフ
という設定を考えていきます。
ではでは。
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