“夢を追いかける”のは資産を持った後でもよいのではないか?

戦略・思考

皆さんは子供が「お笑い芸人になりたい」とか「役者になりたい」と言ったらどうしますか?

あるいは「作家」「漫画家」になりたいと言ったらどうしますか?

「プロスポーツ選手になりたい」であれば、子供時代の大会の成績から自然と目指せるのか判断できますが、お笑い芸人や役者は途中で才能を判断することは難しいですよね。

突然40歳を過ぎてブレイクする芸人や役者はいますからね。

ただ、ブレイクしたら大きい反面、安定性に欠ける芸人や役者という仕事をお勧めしない親は多いのではないでしょうか?

ぶっちゃけ無理ゲーですもんね。

5歳の子供を持つ親の「夢を追いかけるのは資産を持った後」という考え方をご紹介します。

夢は資産を持った後でよいのではないか?

結論から言うと私は「夢を追いかけるのは資産を持った後でよい」と考えています。

少なくとも夢を追いかけながらバイト生活することには否定的です。

夢では食べていけない

まず、夢を持つのは素晴らしいことです。

私は没頭できる夢は見つけられなかったので、子供がもし夢を見つけたのなら応援してあげたいなと思います。

ただし、夢を追いかけるだけでは食べていけませんよね。

子供が食べることにも苦労している姿は見たくないのが親の心情ではないでしょうか。

先日のアメトーークで「40歳過ぎてバイトやめられない芸人」というのをやっていましたが、
40歳過ぎてバイトやめられない芸人の中には家族・子供持ちでUberEatsで生計を立てている芸人さんもいて、「ブレイクしてほしいな」と思う反面、親の心情としてはあまり笑って見れませんでした。

(この企画を通してブレイクしていない芸人を応援したアメトーーク陣はすごいと思いますが。)

資産を持つのは難しいのか?

ここでいう“資産”とはひとまず株や債券のような金融資産とします。

その場合、給料を圧倒的に稼いで金融資産を持ち、経済的に自立してから夢を追いかけるのがよいと思います。

圧倒的に稼ぐための職業としては、医者や弁護士などがありますが資格取得が難しいです。

そこで、現在であればプログラマーが給料となりやすさのバランスがよい職業だと思います。

医者ほどの難易度ではないのに、プログラマーは給料1000万円というのもザラにいます。

しかも、スキル習得に医者ほどの時間はかかりません。

22歳からプログラマーを10年続けて1億近い資産を築くことは決して不可能ではありません。

実際にアメリカではプログラマーで稼ぎまくって、早期にFIRE(経済的自立・早期リタイア)を達成した人がいますからね。再現性のある方法だと思います。

もし1億円の金融資産があれば、3%の配当でも年間300万円の不労所得を得られます。

32歳から不労所得300万円をもった状態でお笑い芸人や役者を目指しても遅くないのではないでしょうか?

もちろんプログラマーをやっている間も休日に活動はできるわけですし。

せめてフォロワーの獲得は目指そう

「32歳で1億円を作ってから夢を追いかけるのは遅すぎる!」という人はせめてTwitterなどでフォロワー数を増やしてほしいです。

“資産”の定義を「お金を生み出す元となるもの」とすれば、フォロワー数だって立派な資産です。

あなたが舞台監督だとしてどちらの新人を採用しますか?

  • フォロワー10万人の新人俳優
  • フォロワー0人の新人俳優

演技力がわからない新人を採用する場合は圧倒的に前者を採用しますよね?

もちろんフォロワーと演技力はまったく関係ないわけですが、宣伝効果を含めてフォロワーの多い方を選択します。

これほど顕著ではありませんが、同じことが芸人や執筆家にも言えると思います。

フォロワーを増やすために躍起になる若者がいるのも理解できますね。

まとめ

「夢を追いかけるのは資産を持った後でよい」というテーマで記事をまとめました。

給料はマーケットが決めるため、例えば、保母さんのような大変な職業も給料は安価ですよね。

「子供が大好きで保母さんになりたい」というのはわかりますが、資産を作ってからなりたい職業を目指しても遅くないと考えています。

子供には圧倒的に稼いでから夢を追いかけることを伝えてみようと思います。

それができれば、お金を中心にする仕事を探す必要がなくなりますからね!

ではでは。

コメント