現代ではサラリーマンが株をやるべき理由が揃っています。
大多数の人はサラリーマンで、かつ投資していない人だと思いますが、サラリーマンこそ株をやるべきです。
現在、サラリーマンで投資を行っていない人はぜひ読んでみてください。
理由その1:投資資金に頼らなくてよい
サラリーマンは給料という形で定期的な収入がありますので、投資したお金自体を頼らなくても生活できます。
短期的に資産が目減りしてしまっても焦らずに、将来的な利益を見越して投資を続けられるという利点があります。
お金を集めて運用している銀行や証券会社は1年ごとに利益を出さなければいけませんが、サラリーマンであれば長期的な視点で投資を行うことができるのです。
また、投資資金に頼らなくてよいため、得られた収益を再投資することによって複利の効果を十分に得ることができます。
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理由その2:労働者のままではお金持ちになれない
少し前にトマ・ピケティという人が経済格差を研究して、「格差は広がり続ける一方」と発表し話題を呼びました。
簡単に言うと
「労働でいくら給与を上げようとも、投資家が得るリターンの方が労働の3倍もの収入を生み出している」
のだそうです。
ただ、現代では労働者だからといって悲観することはありません。
株を購入することでいくらでも「投資家+労働者」になることができます。
株式を買うということは、「その企業のオーナーになれる」ということですからね。
理由その3:投資タイミングの自由度
実際、会社員が給料以外にお金を得る方法を考えてみてください。
大体の会社員は9時から17時までは会社に拘束されていますし、残業や自己研鑽にも時間を取られます。
最近では政府の働き方改革の一環として副業を認める動きもありますが、そうそうアルバイトのような別の仕事をする余裕はありません。
その点、株式投資であればお金さえあればあとは空いた時間に投資戦略を練ればOKです。
時間がなければ投資しなければいいわけですし、マイペースに稼げる点が魅力と言えます。
理由その4:投資後に時間を取られない
株式投資では投資後に時間を取られないことも魅力です。
例えば、FXのデイトレードのような方法でお金を稼げるとしても(稼げる手法を見つけたとしても)、パソコン画面の前に張り付いて、チャート分析なり、チャートを追いかけるのに時間を取られては労働とあまり変わりません。
なぜならば、自分の貴重で有限な「時間」という資源を潰しているのと変わらないからです。
(手法を自動化/システム化していれば別ですが)
その点、株であれば10年後も利益を出していそうだなと思う会社に投資した後は、ほとんどほったらかしで毎年利益を受け取ることができます。
(年に1回くらい事業成績を見直せば十分です。)
理由その5:円建てのみのポートフォリオから簡単に抜け出せる
サラリーマンは日本円で給料をもらうため、どうしても円建てのポートフォリオになりがちです。
ただ、給料でもらったお金をそのままの形で貯め込まなければいけない理由は何もありません。
少し難しい表現ですが、「日本人が日本円を貯める」というのは「アメリカ人がドルを日本円に交換して保有しておく」ことと同じことをしているのです。
つまり、日本円の価値を信じて(絶対に価値がなくなることはないと信じて)ひたすら日本円に交換して貯め込んでいることと同義です。
米国株への投資であれば、前述の4つの理由に加えて、円建てのみの危険なポートフォリオから簡単に抜け出すことができます。
ちなみに、国内株しか扱っていない証券会社でも、銘柄コード:1557 で「SPDR S&P500 ETF」というアメリカの優良企業に簡単に投資できます。
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ほとんどの日本人がしている円建て資産のみのポートフォリオは超危険
補足
初心者の方は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が公開している上位構成銘柄を参考に買うのもお勧めです。
2016年度の保有銘柄の上位10位はそれぞれ以下の通りです。
■GPIF 日本株構成ランキング
No. | 構成銘柄 | 銘柄コード | セクター |
---|---|---|---|
1 | トヨタ自動車 | 7203 | 自動車 |
2 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 8306 | 銀行 |
3 | 日本電信電話 | 9432 | 通信 |
4 | 本田技研工業 | 7267 | 自動車 |
5 | KDDI | 9433 | 通信 |
6 | 日本たばこ産業 | 2914 | 食品 |
7 | 三井住友フィナンシャルグループ | 8316 | 銀行 |
8 | ソフトバンクグループ | 9984 | 通信 |
9 | みずほフィナンシャルグループ | 8411 | 銀行 |
10 | NTTドコモ | 9437 | 通信 |
■GPIF 外国株構成ランキング
No. | 構成銘柄 | 銘柄コード | セクター |
---|---|---|---|
1 | Apple Inc. (アップル) | AAPL | Information Technology |
2 | Microsoft Corp (マイクロソフト) | MSFT | Information Technology |
3 | Exxon Mobil Corp (エクソン・モービル) | XOM | Energy |
4 | Johnson & Johnson (ジョンソンエンドジョンソン) | JNJ | Health Care |
5 | GENERAL ELECTRIC COMPANY(ゼネラル・エレクトリック) | GE | Industrial Goods |
6 | Facebook Inc (フェイスブック) | FB | Information Technology |
7 | NESTLE SA (ネスレ) | NESN | Consumer Staples |
8 | Amazon.com Inc (アマゾン) | AMZN | Consumer Discretionary |
9 | Alphabet Inc C GOOGL (グーグル) | GOOG | Information Technology |
10 | Alphabet Inc A GOOG (グーグル) | GOOGL | Information Technology |
裏を返せば堅実且つ安定的に資産を増やすことのできる方法だという国のお墨付きということですからね。
まとめ
株と聞くと「ギャンブルだ」や「危ない」など、特にやったこともない人がイメージだけで言いますが、本当に損したくないのであれば、日米問わず優良銘柄を中心に分散投資するべきです。
現代ではサラリーマンこそ株をやるのに有効な理由が揃っています。
株式投資に遅すぎるということはありませんが、複利の効果を最大限に享受するためには一日でも早く始めることをお勧めします。
コツコツ投資して資産を築いていくには株式投資がベストですよ。
ぜひ、勇気を持ってスタートしてみてください。
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