【リノベ前の必読書】VOL.2 リノベの相談に行く前に読む本 キンドル・リノベシリーズ(ちきりんブックス)|ポイントまとめ

住宅

住宅購入して6年が経過し、住宅ローン減税が終わる節目の10年まであと4年になりました。
VOL.1に続き、今回はVOL.2のリノベについての本をご紹介します。

この本を読むと「リノベについて具体的にイメージでき、リノベという選択肢を持つ」ことができます

(Chikirinさんは私の好きな有名ブロガーさんです)

リノベなんて今後も予定ないし、必要ないよ~

という人も「リノベという選択肢を持つ」ことは賢く生きるために大切ですよ!

そんな人にもわかるように本書のポイントを解説します。

短い本でキンドルですぐ読めるので気になった方は一度読んでみてください。

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【住宅購入前に読むべき本】VOL.1賃貸か購入かキンドル・リノベシリーズ(ちきりんブックス)|ポイントまとめ

本書の結論

結論から言うと
「リノベ会社の個別相談会に申し込んだり、中古マンション探しを始める前に、床材や壁紙、キッチンやユニットバスなど住宅設備のショールームを巡り、希望するリノベの要望を言語化しておきましょう」
というのが本書の結論になります。

もう少し深掘りしていきましょう!

まずは「住みたい家の言語化」が重要

皆さん、自分の住みたい家を言語化できていますか?

多くの人は自分の住みたい家を深く考えて言語化できていないのではないでしょうか。

私も一般的に素敵とされるモデルルームのような家が住みたい家だと考えていました。

ただ、そのイメージは他人によって作られたもので、人によってライフスタイルが違うように本当に住みた家は人それぞれ違います。

リノベ相談会前にも「客側が自分の望む家や部屋のイメージ=ゴールを明確に言語化できていること」は大切なポイントです。

では、具体的には何をすれば住みたい家を言語化できるのでしょうか?

二つのアプローチで言語化する

以下の二つのアプローチで住みたい家の間取りを言語化できます。

・今住んでいる家の、気に入らない点や不便な点をすべて書き出すこと
・どんな間取りがあり得るのか、外部のアイデアを集めること

自分の内側の情報と外側からの情報を両方集めることが大切ということですね!

以下の説明がしっくりきました。

もし小さな子供がいるなら「将来、独立した子供部屋にできるよう可動壁に」とか、「子供が泥んこになって帰ってくることを考えて玄関に洗面台をつけたい」と思うかもしれません。

ペットがいるなら「猫が自由に動ける部屋に。ただしキッチンには入れないように」といった希望があるかもしれないし、 病気などで頻繁にトイレに行く必要がある人なら、寝室からドアひとつでつながったトイレを作りたいと考えるかもしれません。

誰かにとってのベストな間取りは、他の人にはまったく意味のない間取りなのです。

そして、(気になる?)Chikirinさん自身の間取りに対する不満点は以下でした。

  1. 2LDKの間取りは、ひとりで住むには部屋数が多すぎる。廊下など無駄なスペースも多すぎる。ほぼワンルームにしたい。
  2. 住居内の温度差が激しく、冬は洗面室やトイレが寒すぎる。反対に夏はこれらの場所が暑すぎる。リノベ後は、家全体を快適温度に保てる間取りにしたい。
  3. ベッドからトイレへの距離を短くしたい。
  4. 広い玄関、広いトイレ、広い洗面室を実現したい。

本当に自分のライフスタイルに合わせて不満点を挙げているのがわかりますね。

そして、自分の既成概念を崩すためにリノベ事例を見て
「こんなのありえない!」
「なぜこんな間取りに!」
と驚けるような事例を探すことが大切とのことでした。

そういった事例は全体の1~2割なので注意して探すことが住みたい家を言語化するプロセスとして大切です。

住宅設備についての希望を明確化する

間取りについての希望が明確化できたら、次は住宅設備や内装について考えていきます。

ここでも間取りを考えたときと同じように

  1. 現状の不満点を洗いざらい書き出すこと
  2. 「こんなモノがあるんだ!」と発想を広げること

という、二つの方向から考えます。

リノベは、内側の情報と外側の情報を合わせることが最大のポイントということですね!

そして、(やはり気になる?)Chikirinさん自身の設備に対する不満点は以下でした。

  1. 内窓(インナーサッシ)を追加し、壁の断熱もやりなおして結露をゼロにできる、他の先進国並の高断熱住居にしたい。
  2. 白い壁紙は一切使いたくない。欧州のホテルのような暖かみのある壁や内装にしたい。
  3. キッチンには多くの調理家電が設置でき、それらを同時使用してもブレーカーが落ちない配線にしたい。反対に、コンロは3口ではなく1口コンロでよく、かつ、魚焼きグリルは付けたくない。
  4. ホコリの掃除が嫌いなので、見せる収納はしたくない。モノはすべて扉の中に収めたい。

また、「存在を知らない住宅設備については、欲しいと認識することもできない」ので、ショールームなどで外部から情報を集めることも大切です。

Chikirinさんが取り入れて満足している住宅設備として

  • お風呂につけるガス温水式ミストサウナ
  • 天井から打たせ湯のようにお湯が落ちるシャワーシステム

の二つが記載されていたのでいつか試してみたいです。

私もミストサウナは昔から気になっていたんですよね~

まとめ

巻末資料にはChikirinさん自身がリノベ会社に渡した「リノベ要望書」のサンプルも掲載されているので、これだけでもリノベ検討者には価値ある情報になると思います。

リノベ会社の選び方など説明を省略した部分もあるので気になる人はぜひ読んでみてください。

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私はVOL.3の床材と壁材編に進みたいと思います。

ではでは。


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