住宅購入して6年が経過しました。
住宅ローン減税が終わる節目の10年まであと4年になったので、少しずつ住宅の情報を集めていきます。
この本を読むと「賃貸か?購入か?」という人類永遠のテーマ(?)のちきりんさんの考えを知ることができます。
(ちきりんさんは私の好きな有名ブロガーさんです)
マイホームは大きな買い物だしどう考えていいかわからないよ~
という人に向けて「賃貸か購入かの判断基準」がわかるように本書のポイントを解説します。
短い本でキンドルですぐ読めるので気になった方は一度読んでみてください。
家を買うべきかどうかの3つの判断基準
結論から言うと家を買うべきかどうかの判断基準は以下の3点です。
経済的に無理なく買える状況にある
賃貸物件では実現できない「購入したい積極的な理由」が存在する
自分や家族のライフプランがある程度、固まっている
それぞれ深掘りしていきましょう。
「経済的に無理なく買える状況」とは
ちきりんさんの考える「経済的に無理なく買える状況」とは以下の2点を満たしていることです。
物件の2割の頭金を用意できている(プラス諸費用も現金で用意)
物件価格が年収(額面・世帯合算)の5倍以内
例えば、5000万円の不動産を買ってもいい人(無理なく買える人)というのは、
- 世帯年収が1000万円
- 頭金を1000万円貯めることができている人
になります。
もちろん銀行はもっと多額の住宅ローンを組ませてくれるので無理をすれば購入できますが、少しでも予定外のことが起きると破綻する危険があります。
ギリギリでローンを組んだ人はボーナスや残業代が削減されただけでも破綻してしまいますよね。
また、今後の人生が
- 「ローンを払うために働く人生」
- 「ローンを払うために生きる人生」
になってしまいます。
購入したい積極的な理由とは
賃貸では実現できないマイホームを購入するメリットは何でしょうか?
それは家を自分好みにカスタマイズできる点です。
例えば、
- 「賃貸にはないような60㎡以上の1LDKを実現」や
- 「賃貸では実現できないような趣味の部屋を作れること」が
持家の最大のメリットです。
小さいところだと二重窓(内窓)を気軽に設置することもマイホームのメリットですね。
合わせて読みたい
【人生のベストバイ】二重窓(内窓)は超おすすめ!メリット/デメリットをご紹介
自分や家族のライフプランがある程度、固まっている
ちきりんさんいわく、家を買うのに適したタイミングは
自分や家族のライフプランを考えたときに、この場所に最低でも10年は住み続けられるというメドがたったとき
とのことでした。これは納得できますよね。
我が家で考えてみると、仕事関連でも子供関連でも10年は引っ越す必要はなさそうなので、条件を満たしていそうでした。
自分が住むための家を買うのは不動産投資ではない
ちきりんさんいわく、「自分が住むための家は不動産投資ではない」という考えでした。
ここだけ私と意見が違いました。
私は、売るときのことを考えてなるべく価値の落ちない物件を意識することが重要だと考えています。
例えば、都心のマンションでは10年住んでも購入時と同じ価格で売れることが起こり得ます。
ただ、ちきりんは「売るタイミングを選択できない」ことや「賃貸に出すのは簡単ではないこと」から不動産投資として考えるべきではないという意見でした。
この観点は今までなかったので大切にしていきたいです。
(今まで持家購入は不動産投資だと考え過ぎていました)
また、覚えておきたいポイントとして以下がありました。
- 「家を保有すれば資産になる」は人口減少する日本において間違いだろう
- 駅に近いほど不動産の価格が高いのは普遍的な原則ではない
- 今後、自動運転やテレワーク進むと駅に近いかどうかは大きなメリットではなくなる
まとめ
今まで漠然と思っていたことがはっきりと言語化されたように感じました!
学校では一度も習ったことのないテーマですので、一度読んでみてはいかがでしょう。
kindle unlimited なら30日無料期間で読めますよ!
私はVOL.2のリノベ編に進みたいと思います。
ではでは。
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