こんにちは、今日の昼休みに保険のおばちゃんに声をかけられました。
(うちの会社は保険のおばちゃんが出入り可能な日があります)
ああいうとき、やんわり断るすべを知りたいのですが何かないですかね~
まったく保険に入る気ないのに、金曜日に、がん保険の話しを聞くことになってしまいました^^;
今回はがん保険について少し調べたのでまとめておきます。
「日本人の2人に1人はガンになる時代」は言い過ぎ
「日本人の2人に1人はガンになる時代」と保険会社のCMなどでよく耳にしますよね。
国立がん研究センターのデータによると、生涯でガンになる確率は
- 男性62%
- 女性46%
だそうなので、これを根拠にしているようです。
ただ、「日本人の2人に1人はガンになる時代」というコピーには数字のマジックがあります。
実は0歳の人間が70歳までにガンになる確率は
- 男性21%
- 女性19%
に過ぎません。(まぁ。5人に1人はガンになってますが)
80歳以上でガンになる確率がグッと上がるということですね。
ただ、平均寿命ギリギリ前でガンになってもそれほど影響はありません。
まったくの嘘というわけではありませんが数字のマジックが隠されているのです。
ガンになったとしてもお金はそれほどかからない
そもそもガンになってもお金はそれほどかかりません。
日本では医療費が高くても高額医療費控除で戻ってくるので、かかってもせいぜい100万円くらいだそうです。
つまり預金が100万円もあればがん保険に入る必要はないということですね。
しかも医療の進歩でガンと言えども短期入院で済むようになってきました。
「ガンになると大金がかかる」というのはただのイメージであって、実はそれほどお金はかからないのです。
民間保険は国民皆保険や国民年金とセットで考えるべき
また、そもそも日本は公的な年金・保障制度が充実しています。
そのため、民間の保険会社で保障を充実させる必要性は薄いです。
「がん保険に入っていなかったから大変な目にあった」なんて聞いたことありませんよね?
せいぜい「保険に入った直後に病気になって得だった」とか、その程度です。
もし保険に入るときは、公的な保障がどの程度あるのかを意識した方がよいですね。
私は死亡保険だけにする
保険はそもそも
「起きる確率は低いが、起きてしまったときに損害が大きいもの」
をカバーするために入るべきだというのが私の考えです。
例えば、「死亡保険」や「自動車保険」です。
なので、「ガン保険」や「医療保険」には魅力を感じません。
「ガン保険」や「医療保険」に入るくらいなら投資に当てた方がよいな、というのが私の感覚です。
今回も話しだけ聞いて「ガン保険」には入らないでしょうね。
ではでは。
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