【実話】会社のソリの合わない熱血一匹狼タイプ上司から逃げた話

戦略・思考

1年前ほど前にソリの合わない上司と2人グループになって逃げました。
半年ほど悩んだのですが逃げてよかった!

私はゆるふわ系ホワイト企業に勤めているので、基本的にパワハラとかはありません。

しかし、大きい会社なのでいろいろな人がいます。

協調性を重んじる人もいれば効率を重んじる人もいます。

そして、異動してたまたまソリの合わない熱血一匹狼タイプの上司に当たってしまい、ソリが合わな過ぎて逃げました。

会社が合わない~
辞めたい~
転職したい~

と悩む人に向けて「逃げる」という選択肢を取った私の考えたことをぶっちゃけつつ、直球で記事にしていこうと思います。

逃げることを迷っている人のご参考になれば幸いです。

逃げた経緯

私の会社はそれほど異動の多くない会社ですが、「業務研修」という名の2年間限定の異動がありました。

今まで10年以上モノ作り系の業務に携わっていましたが、営業の知見があった方がよいということで2年間限定で営業系グループへの異動です。

異動先は30名程度のグループですが、業務単位で小さなチームが組まれており、私は熱血&一匹狼タイプの上司と2人チームになりました。

この上司がなかなかの変わり者で、60歳になるまで部下を持ったことがないという元モノ作りを行っていた人でした。

元モノ作りの人ということでソリが合うだろうと部長は2人チームにしたのだと思いますが、初日から

なんかタイプがなんか合わないな・・・

と思ったのを覚えています。

というのも、私は淡々と仕事をこなしたいタイプで「80点を取り続けられれば仕事は十分」と考えていますが、

熱血一匹狼上司は常に全力で「仕事は120点を取り続けなければならない」というタイプの人でした。

まぁ、2年間だし、合わないけど頑張って仕事すればいいかな

と考えていたのですが、

周りとあまり仕事の調整のできない一匹狼上司はめちゃくちゃな量の仕事をたった2人のチームに持ち帰ってきていました
(なんかキングボンビーみたいですねw)

そのため、休日出勤もしつつ作業を進めていましたが、部下を持ったことがない一匹狼上司は基本的に褒めることがありません。

バシバシ叩いて伸ばすタイプです。

まるでミスらないことが当たり前のように褒めず、しかしミスすれば怒涛のダメ出しが来ます。

そして、すごい量の仕事なので一人で進められる作業を進めていると「一人で抱えて頑張り過ぎ」と言われ、どう動いていいかわからない状態が続きました。

途中からだんだん上司と顔を合わせるのもしんどくなり、声を聴くのもメールで名前も見るものしんどくなっていきました。

これは私が叩かれ続けることに慣れていなかっただけなのかもしれませんが、実際2人ぼっちのグループで吐き出し口がないまま叩かれ続けると結構辛いです。

ただ、こうなると日ごろのコミュニケーションが取りずらくなり、業務で必要な連絡も取りずらくなっていきました。

そして、半年がたったあたりで

あぁ、これあと1年半もたないなぁ・・・
もってあと半年くらいかも・・・
それより早く鬱になる気がする・・・

と考えるようになりました。

なにより休日出勤も続いていたので体も疲れていて、心も病み始めていたのでしょうね。

このあたりで、鬱になるリスク受け入れてあと1年半頑張るか、逃げるか真剣に悩み始めました。

私はなるべく問題を起こしたくない性格なので、

  • 「鬱になってでもやれるだけやってもいいのではないか」
  • 「成長のために必要な辛さなのではないか」

と考えましたね。

今思うと結構ヤバい考えです(笑)

ただ、妻が私の様子を見て「鬱になる前に逃げた方がいい」と言ってくれたのがよかったと思います。

会社としてもモチベーションの上がらない社員や鬱で休職する社員を抱えるより、適切に配置換えして働いてもらった方がよいですよね。

そんな風に考えをまとめて、部長に「配置換えをしてほしい。または異動したい」と相談したのですが、そのときに思わず号泣してしまいました。

10年以上働いてきて会社で泣くことはなかったので、自分でも涙が溢れてきてビックリしましたね。

部長もいきなり号泣されてビックリしたと思います(笑)

結局、部長が良きに計らってくれて配置換えを行い、今は楽しく仕事ができています。

一匹狼上司と顔を合わせると申し訳なく思いますが、コロナで在宅勤務になったらよりコミュニケーションが取れなくなっていたと思うので、良かったのだと思います。

逃げるは恥ではなく戦略だ

今回、声を大にしてお伝えしたいのは

逃げるのは恥ではなく戦略だ

ということです。

何でもかんでも「逃げればOK」というわけではありませんが、

もしその辛い状況が自分を成長させてくれるものでないのなら、「逃げる」という戦略を真剣に考えてほしいです。

逃げるのは負けではありませんよ。

辛い状況で変えられるのは自分の行動だけです。

まとめ

日本人は「仕事をしていないと死んでしまう病」にかかりがちですよね。

私も意識せず半分くらいかかっていたのかもしれません。

でも働かなくても死にませんし、こんなに保護や制度が充実している国なのでなんとかなります。

私の場合は仕事を辞めることや転職まではいきませんでしたが、自分の行動を変えられるのは自分だけです

鬱になる前に逃げる選択肢を忘れないでください

同様に、もし子供が不登校になっても逃げる戦略を褒めてあげたいな。

そして、力を発揮できる別の環境を見つけてあげたいな。

ではでは。

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