米国株の魅力

米国株

『米国株』へ投資すると聞くとみなさんはどう思われるでしょうか?

おそらく、

  • 『外国株投資』なんて、なんだか危なそう。
  • 『米ドル資産』って安全なの??

と、思われることでしょう。

もちろん、当然の反応だと思います。

ただ、米国株の魅力についてだけは、ぜひ知っておいてほしいです。

 

その1:『ROE』重視であること

ROE(自己資本利益率)とは、
自己資本を「元手」として、1年間でどれだけの利益をあげたか、収益性を測る指標の一つです。
出典:MARUSAN-SEC

つまり、投資家・株主が出資したお金を、企業がどれだけ効率的に利用して、
どれだけ利益を出したのか、を評価する指標です。

日本企業とアメリカ企業のROEを比較してみると、アメリカ企業のROE平均が20%前後であるのに対し、日本企業の平均は4~5%に過ぎません。
(もちろん、年別に平均ROEは変動します。)

この差は、日米とアメリカの経営哲学の差にあります。

あくまで一般的にですが、これまで日本企業は『売り上げ』や、『雇用人数』などの『規模の大きさ』を重視してきました。

一方、アメリカ企業は、効率重視、利益重視(=ROE重視)を重視してきました。

非常に大雑把ですが、両者の経営哲学をまとめると、

  • 日本企業
    ⇒ 企業の役割は多くの雇用をすることで、社会に貢献していくこと
  • アメリカ企業
    ⇒ 企業の目的は、株主の為に効率的に利益を創造すること

となります。

どちらも素晴らしい経営哲学で、優劣をつけることはできませんが、あくまで投資家の立場から見れば、アメリカ企業の方が良いのは明らかです。

 

その2:たくさんの『世界的なブランド企業』がある

米国株に投資すると言っても、何も謎の会社に投資する必要はありません。

例えば、米国株には以下のような世界的なブランドの企業があります。

  • アマゾン → Amazon.com Inc (AMZN)
  • ディズニー → Disney (Walt) Co (DIS)
  • グーグル → Alphabet Inc Cl C Cap Stock(GOOG)
  • ジョンソンJohnson & Johnson (JNJ)
  • コカコーラ → Coca-Cola Co (KO)
  • スリーエム→ 3M Co(MMM)
  • P&G → Procter & Gamble Cc (PG)

日本でも有名な上記企業に投資するなら安心ですよね。

私はコカコーラの株を買って、コカコーラを飲んでいます!
格別です(笑)

 

その3:アメリカ経済の将来性

次に、アメリカ経済の未来は明るいのかが気になるところだと思います。

将来性を計る一つの指標として人口推移があります。
今後、人口は伸びるかどうかは経済の将来性の大きなポイントです。

なぜなら、人口が多いということは、『経済のパイ』が大きくなり、そのまま『国力』につながるからです。

一方で、日本は

  • 『少子高齢化社会』
  • 『人口減少社会』

へ突入し始めています。

そのため、日本よりもアメリカの方が、経済の将来性が高いと言えます。

また、少しずつでも利上げしているアメリカマイナス金利を導入している日本という観点でもアメリカ経済の方が優位であると言えます。

 

その4:今後の為替相場の方向性

現在は、「有事の円買」などに代表されるように円は安全資産として認識されています。
それは、日本が外国債券を多く保有していることに起因しています。

ただ、今後も絶対的に円の価値が保たれるかというと疑問が残ります。

なぜなら、その3でも触れましたが、日本は『少子高齢化社会』で『人口減少社会』だからです。

また、日銀は本気でインフレを起こそうとマネタリーベースを拡大させて、マイナス金利を導入しています。

インフレが起きれば円安が進むため、今後長期的には『円安傾向』の方向性に行くはずです。

さらに、日本政府の巨額の借金は、ついに『1100兆円』を超えてしまいました。
いつ『スーパーインフレ』、『ハイパーインフレ』が起きてもおかしくありません。
(中央銀行が国債を肩代わりして財政破綻しなかった国は歴史上ないそうです)

 

まとめ

以上のように、米国株投資は、特に理由がなくても普通に、投資対象として素晴らしいです。

そして、日本人には米国株に投資すべき多くの理由があります。
日本人だからと言って、日本株だけに投資するのではなく、日本野球だけでなく、メジャーリーグを見るように、『米国株』に投資していくとよいと思います。

インターネットの発達により、簡単に『米国株』投資できるようになりました。
もはや、投資家に国境はないです。

『米国株』に向いている証券会社は今後ご紹介します。

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